渡部 由記子先生 課題曲公開レッスン

5/24は日比谷にて、渡部由記子先生のコンペ課題曲の公開レッスンセミナーでした。
私は午後から受講しましたが、全講座ですと6時間で、なんと先生は21名の生徒さんのご指導を的確なポイントでなさっていました!皆さん始めより良くなっていて、変わった子は本当に生き生きと演奏されてました。先生はどの生徒さんにも、愛情を持って教えて下さるので、素敵な先生です。

今年は浜離宮朝日ホールの課題曲発表に出席したので、かなり心構えも違ったのか、3年前より勉強になりました。
そう本当に今でもまだまだだな!と思う事ばかりですが、前よりはましになっているのは確かです。
教える事って本当に奥が深いです。

コンペに今年は2人出場しますが、まずコンペの曲は魅力的な曲が多いです。その曲を4曲4ヶ月かかって仕上げると、とても力が付くと思っています。そして、指導者も一生懸命寄り添ってレッスンしますので、大変勉強になります。

本選には予選の3割しか行けない難関な道。でも、ベストを尽くして挑めたらいいなと思っています。

第41回 青廊会リサイタル

5/17(日)は青木 八郎先生の追悼演奏会が習志野市文化ホールにて行われました。私は青廊会ではピアニストとして(伴奏者)お仕事をしておりますが、この日は合唱団員として参加し、先生に向けて歌いました。

海鳥の詩 廣瀬量平作曲

この歌は私が津田沼混声の団員で、大学を卒業した年に、先生がお祝いに1ステージピアノを習志野文化ホールで弾かせて下さいました。青木先生が指揮をして下さいました。
練習の時、ピアノだけの部分(前奏、間奏 )をとちったり、間違えたりすると、容赦なく「へっぽこ!」と怒鳴られました。私はお勉強をしなくて良く「先生の所のピアニストは皆お勉強してくるんだぞ。ちびさんもちゃんとお勉強をしないと駄目だぞ」と毎回の様に言われ、亡くなる寸前まで言われていました。思えば私にそんな事を言って下さる方は他にいないな!と思います。余談ですが、亡くなる4日前に母と病院にお見舞いに行きましたら、私に「ちびさん、今ギャラはいくらもらっているんだ」と聞かれました。最後の最後までお気遣い下さいました(T-T)

本番当日のリハーサルでは先生は「今日ちびさんの好きに弾いていいぞ♪」と言って下さいました。イヤー本当に凄い先生でした。

その時の経験が身体に残っているのでしょうね、昨日はソプラノで歌いましたが、精一杯天国に届く様気持ち入りました。